コンビニにおいて人生を考察す No.2

2020.03.09.Mon

本日は晴天なり。わたくしは早朝からの勤務ゆえ、東向きの窓から日の出を眺めながらレジ打ちをする。朝は通勤の途中で朝ごはんやお昼ごはんを買っていくサラリーマンやトラックのおじさんが多い。

 

月曜日は週のスタートなので、今日のわたくしみたく、元気でぴかぴかして働く人がいる一方で、憂鬱になっている人もいるかもしれないと思う。だから、わたくしは、きらきらした笑顔と明るい声で、お客様に少しでも今日一日幸せに過ごせるよう、張り切って働く。

 

昔の商店街であれ、今のコンビニであれ、人が集い、売買するところには必ず、人の繋がりが生まれる。いかなる場所、いかなる時代においても、人どうしは結びつきをもつ。だから、今わたくしが与えられたこの場所で、訪れてくださったお客様が求める商品だけでなく、店員としてサービスできることを尽くしたい。コンビニという場所が社会的にいかに非難される場所であったとしても、今わたくしがここで働く以上、だれかの日常に登場する1人になるのであり、大袈裟に言えば、だれかの人生に登場する1人になるのである。𖠚ᐝ