キャリア形成論 ~隣町のインターンシップ~

2020.06.30.Tue

 わたくしには、インターンシップのイメージすらまだ確かではない。だが、今回の講義で、となり町のインターンシップ制度が何か異色なのは伝わってきたのである。そしてそれは非常にミリョクテキでありました。インターンシップの体験談のお話の中では、北さんは地域というフィールド全体で、恰もベンチャーとしてはたらいているんだ、と言うのです。その社会での自分の役どころを探していく、という話をしてくださったのです。働くというのは、どこの会社に就職してその会社の発展に努める、という働き方だけではないのですよ。現在は、地域に、どう貢献していくかが焦点になってきているというのが最近わたくしの悟ったことであります。ひとはまた、コミュニティの中で生きることを望むようになったのでしょうか、そうならざるを得なくなったのでしょうか。これらのアイデアは、わたくしにとってじつに斬新でワクワクするものであります。医師としての道しかないように思われていましたが、地域の活動家さんとともに活動を広めていけば、たくさんのことができるのではあるまいか。今からたくさんの繋がりを設けておきたいものです。
 また、彼が、2日東京5日地方の割合が好ましいとおっしゃっていたのを聞いて、はて、似た話を聞いたことがあるぞと、思ったのであります。以前にしごとーくで、旅館の松さんが、「東京は自分を高め、地方は自分を深めるところだ」、と言われていました。地方から出たことのないわたくしに都会に出てその荒波に一度はもまれてみたい、と思わせる言葉でありました。と同時に、地方での恵まれた環境を最大限に活用していきたいと思わせる一節でありました。わたくしは、京都で二日、長野で五日という日々を送ってみたいのです。
山さんが話されていたように、自分で動いて社会が作り上げられていく、そんな姿を第一者として眺められたら面白いのだろうと思った次第であります。
となり町のことなのに、わたくしは知らないことが多いなあと感じます。わたくしの知る世界がすべてではなくて、世の中には、お隣には、たくさんのステキな活動家さんがいらっしゃるのです。
コロナの影響についても言わずもがな、話題になりました。わたくしはあまりコロナの影響は受けてはいませんが、コロナによるメリットを挙げるとしたら、オンラインになって遠隔でもZoomを利用して様々な催しものに参加できることでしょう。京大の公開授業を受けたい今日この頃。
いまの環境を最大限に利用できる者が勝ち組となるのでしょう。